【元塾講師の回答】なぜ勉強をするのか
塾講師時代と今では「なぜ勉強するのか」に対する答えが変化
こんにちは、エンパパです。
なぜ勉強をするの?
私も塾講師時代に
この質問を生徒や保護者から
何度かされました。
塾講師としての私の答えは
「いろいろな事を知っていると
何かを判断するときの材料が増える。
知らないことより
知っていることの方が多いと
何かを決める時に役に立つ。」
というものでした。
塾講師であれば
「良い学校に受かるため」
というのが本当は
正解だったのかもしれませんが、
私自身、良い大学に
入学することが幸せとは
その当時から思っていなかったので
ウソはつきたくありませんでした。
この考え方は
今でも否定はしておりません。
しかし、最近は少し
自分の中で
変わってきたかな、と
思っております。
世の中のルールは頭が良い人達が大勢集まって決めているから
「世の中のルールは
頭が良い人達が
複数で決めているから
勉強をして
ルールの裏側や意図を
理解しておくため。」
というのが最近の考えに
変わってきています。
ルールというと
幅広い意味ですが、
私の本音としては
「法律」です。
法律や税法、民法などは
年々改訂されます。
ニュース番組だけを
見ていても
全てを把握するのは困難です。
日ごろから情報収取が必要です。
しかも、その意図を
理解する事はかなり難しいです。
例えば税金が上がる
というニュースも
「今だけ上げるのか、
今後も上がり続ける通過点なのか」
など理解する必要があります。
あるいは単に金額を
上げずに税収入を
増やす方法もあります。
例えば税金を払う
対象を増やしたり、
控除の例外をなくしたり、
様々な観点から
行います。
勉強をしない人って
知識量とか頭の回転
などを抜きにして
そもそも知ろうとしない。
小難しい事は他人に任せる。
という人って多いと思います。
彼らからしたら
知らないうちに
世の中が変わっている
ことになります。
その結果、自分に
襲い掛かってくる
リスクに対応ができません。
これはどんな大学を
卒業したとか一切関係ありません。
「何事でも学ぼうという姿勢」
は非常に大切です。
このブログを書くにあたり、
いろいろな本を読みました。
ネットの情報もあさりました。
その中で切実に感じるのは
「世の中の変化についていくことを
断念したら、自分や家族は
終わってしまう。」
ということです。
「専門外だから」
と言い訳せずに
勉強する姿勢は
恐らく勉強してこなかった人には
なかなか身に付かないのでは
ないでしょうか。
そのための予備知識として
学校での勉強が必要だと
私は思います。
まとめ
勉強しないといけない理由は
人によりますが、
今の私の理由は
「世の中の法律やルールや時代の
変化に適応していくための
基礎力を養うため。」
です。
20171106更新