転職活動の常識の変化

転職活動の現状を知る必要性

 

こんにちは、エンパパです。




本日、とある人材会社の

営業担当者と

話をしていました。

その中で、

「そうなのか。知らなかった。」

という情報をいくつか

教えてもらいました。

あくまで雑談程度に

聞いていただければと思います。

 

・大学のキャリアセンターの衰退

・成功報酬型は複数利用が常識

・転職活動はほとんど「ネット」

大学のキャリアセンターの衰退

「衰退」という良い方は

少し不適切かもしれませんが、

もはや学生は学内の

キャリアセンターや

就職支援センターを

使わない傾向にある

とのことです。

「キャリアセンターを利用したことがある」学生が56.3%いるのに対し、

「利用したことがない」学生も43.7%出現しており、

4割以上の学生がキャリアセンターを利用していな いという実態が現れている。

利用しない理由としては、

「利用してもメリットがない」が45.2%と最も多いが、

「そもそも場所がわからない」(26.8%)、

「何となく敷居が高い」(26.4%)も高い数字となっており、

大学にとっては考えさせられる結果となっている。

http://www.earc.or.jp/release/img/enquete16_houkokusho.pdf

 

 

人材会社の営業担当者は

「キャリアセンターに

問い合わせて

紙媒体でやりとりするよりも、

先輩が利用した人材会社を

そのまま使って、

スマホで活動する人が増えた。

キャリアセンターと違って、自分で

会社選び、履歴書作成、応募、

会社見学まで一人で完結する。」

と述べておられました。

私が大学生だったときは

「就職するならまずキャリアセンター」

だったのに。

今では半数ぐらいしか

使っていないようです。

 

学生の立場で考えると、

転職サイトに登録すると

合同説明会にも参加でき、

そこで会社の担当者と直接

お話ができるため、

メリットも多いはずです。

 

転職サイトに登録するのは

基本的に無料なので

やはり民間のサービスの方が

好まれるのかもしれません。

 

成功報酬型は複数利用が常識

成功報酬型というのは、

人材会社と契約し

サイトに登録している人を

企業に紹介するサービス。

 

そして、入社の段階で支払が

行われるのが特徴です。

言い換えれば、

入社までは無料である

とも言えるのですが、

 

「成功報酬型を利用している

企業様は割と複数の会社を

併用しているケースが多い。」

とのことでした。

 

つまり採用担当者は

企業の欲しい人材の条件を

事細かに複数の人材会社に

伝えておき、

それぞれの会社が

紹介してくれた一番良い人を

採用するという方法です。

 

確かに効率のいい方法ですが、

人を商品として扱っているところに

抵抗があるも、

(時代なのかな)

という気持ちも生まれます。

 




転職活動はほとんど「ネット」

 

ネットを使うのは

もちろんですが、

それによる影響がどうなるか。

 

その結果、

「条件だけの字ずらを

追いかけて、選択していく

ような転職活動が

主流ということです。

恋愛や結婚相談所と

同じで

趣味や年収や住所で

検索項目をかけて

人と出会うな形です。

そのような

就職活動をしているため、

条件が悪い会社は

埋もれやすいということです。

 

ネットが主流になることで

転職活動や採用活動に

変化が出てきています。

 

もちろん頭では分かっていましたが、

実際にどう対応するかが

企業に問われています。

 

そのため、あまり良い条件が出せない

中小企業は、

合同説明会など「面と向かって」

お話する機会を設けて

自社のアピールを

していく必要があります。

特に最近はインターン制度が流行りで

一度会社でアルバイトを体験してから

入社してもらうという制度が人気。

これは若者からすれば

「条件が良くても

入社してみると

ブラック企業だった。」

を避けるためです。

まとめ

転職活動は時代とともに変わります。

しかし、根底にあるのは

転職による不安

だと私は思います。

今の若い人たちが

どういうツールで

転職活動をするのか

彼らの立場で知ることで、

彼らの求める

「良い会社像」

考えるきっかけに

なるのではないでしょうか。





20171030更新

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