収入が上がることの恐ろしさ(パーキンソンの法則)

収入が上がることの恐ろしさ

 

こんにちは、エンパパです。

 

私は会社で会計のことも扱っています。

そして、今回は収入が上がることの恐ろしさを

とある切り口で述べたいと思います。

 

パーキンソンの法則

「パーキンソン」と聞くと、

「パーキンソン病」を

イメージするかもしれませんが、

全く関係ありません。




 

第1法則 仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

第2法則 支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

Wikipedia「パーキンソンの法則」

 

この第2法則をご覧ください。

「支出の額は収入の額に達するまで膨張する」

って真理だと思いませんか?

 

違う例に例えると

「引っ越しして大きな収納になったが、結局収納がいっぱいになる」

「大きな冷蔵庫を買ったが、結局いっぱいになる」

「会社の始業時間が遅くなったが、結局起きる時間も遅くなった。」

 

いかがでしょうか。全て当てはまりませんか?

 

つまり、余裕が出ることになっても

結局全てを使い切るという法則です。

 

そして、特に「収入」「支出」に当てはまると

これは怖いくらいに当てはまります。

 

貯金しても意味がありません。

 

貯金したお金で旅行に行ったり、

子どもを私立に行かせるために使ったり、

何か大きな買い物をするときにグレードアップしたりして

結局は使い切ります。

 

パーキンソンの法則の恐ろしさは「収入が元に戻ったとき」

パーキンソンの法則の怖いところは

「一度上がった支出を下げるのは非常に苦痛を伴う」

ところにあると思います。

 

我が家は共稼ぎだったのに、

ある時妻が仕事を辞めてしまいました。

 

それまで余裕で暮らせたのに、

私だけの収入だと

我慢することが多くなります。

 

私はとあるドレッシングを使っています。

ある日このドレッシングに出会って、

それ以来、手放せなくなりました。

 

しかし、このドレッシング、500円もします。

ドレッシングにしては高いですよね。

 

もし、妻が

「うちの家計がピンチだから

今後はみんなと同じ200円のドレッシングにして。」

と言われたら、私はショックです。

 

一度おいしいドレッシングに出会った以上、

普通のドレッシングは「苦痛」となります。

※ドレッシングぐらいで

苦痛にはならないと思いますが・・・。

 

しかし、こういう事はよくあることだと思います。

 

・毎回5000円の美容室→1000円の散髪屋さん

・月額5000円の光回線→3000円のインターネット回線

・本屋さんで本を購入→、中古本or図書館のみになる

・今まで5万のスーツ→破れて2万円のスーツ

・毎日続けていたサプリを諦める

 

いかがでしょうか。

1つ1つは小さいことかもしれませんが、

積み重なると

「苦痛」「ストレス」「ひずみ」になりませんか。

 

この「苦痛」が積もり積もって

家族や自分に悪い影響を与えてしまいませんでしょうか。

 

そう思うと

「実はお金がない方が幸せ」

というのも1つの真理です。

 

このブログでは

「お金を増やそう」

というベクトルで書いておりますので、

ご安心ください。

 

この記事を通して、皆さまに伝えたいのは

「収入を増やすことで

増える支出が恐ろしい」

ことです。

 

幸せになるはずの要素が、

実は不幸の始まりにつながる可能性になる、

ということです。

 

冒頭に「会計」という話をしましたが、

会社の会計でもこの話題はいつでも上がります。

つまり売上が上がれば必然的にコストも上がります。

 

会社であればその差が収益となりますが、

家庭ではそうはなりません。

 

収入が増えた時に上がった支出との差で

さらなる収益にはつながりませんよね。

 

そのため、気を付けなければなりません。

 






 

20171008更新

 

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